10/29

日付変わって、今日は東京遠征である。音楽のイベントでコーヒーを淹れる機会が多くなり、ありがたい限りである。同時に、個人的に音楽のイベントに顔を出す機会がめっきり減ってしまったことも痛感する。初めてライブハウスに行った日の...

10/27

今日は朝から焙煎をしていた。明後日からの東京遠征に向けた仕込みである。焙煎機に関して、あまり多くは語ってこなかった。この日記でも、多くは語らないようにする。ひとつ言えるのは、ブタ釜がほしいということだけだ。 ゲーム実況の...

10/26

今日は特に振り返ることがない。滞りなく動いた、ということなのかもしれない。どこで何をして、誰と過ごしたのか、覚えてはいるけれど、思い出せない(とても矛盾を孕んだ表現である)。喜びが心を訪れ、希望を語り合ったはずなのに、や...

10/25

10月が終わろうとしている。日記を少しも書き記そうともしないまま、日記に書き記すべきさまざまの情念が私を訪れては通り過ぎていった。つまり時間を無為に過ごした。 精神的な不調が永らく続いていた、しかしこれもひとえに、日記を...

10/6

「筋肉は決して裏切らない」とは、どちらかと言えば笑いの文脈において引用されることが多いのかもしれない、けれど切実な問題である。朝、起きて布団から這い出る。手のひらに力が入らない朝なんてものが、幼い頃は何度かあった。握力は...

10/5

スタートダッシュで出遅れる…。みなさんはレースゲームのゴーストという存在はご存知だろうか。自身の最高記録を打ち立てた走りを再現して走る、いわばペースメーカーのような存在である。ゴーストと呼ばれることが表徴するように、現実...

10/4

右耳が聞こえなくなって、そもそも外耳がごっそりと削ぎ落とされていることに気づく。傷跡はない。つるんとした肌がそこにある。懐かしい声でなにやらをささやく気配があり、反対側の耳と震える肌が言葉に置き換えようとするけれど、そこ...

10/4

昨夜は瀬戸の『ひしの夜市』という催しでの出店であった。帰ってきて目が覚めたら、起き上がらなければならない。いつもそうである、起き上がらなければならない。悲鳴をあげ尽くした腰は声を涸らして、音も無く啜り泣いている。体中の筋...