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スケジュールを立てたことがなく今まで生きてきたわけなんですが、最近それじゃ未来が見えないと思ったわけですよ。
「仕事ができる」っていうのは、未来を頭の中で描くことができて、それを操作しようという意志で以て働くことができる人。そんな気がしたわけで、目の前のテーブルにハンバーグが給仕されるまでじーっと待ってるだけじゃだめだなあと。

で、最近日付が変わる前には寝てるんです。
前は仕事が立て込んでいない限り、気絶するくらい眠気が襲ってくるまでは起きていたんですが、眠くなる前に寝てます。
もうそろそろ眠いかなーなんていう風に判断する場面を減らす。
朝は前日決めたスケジュールに沿って、特別な用事がなくても7時に起きる。
真っ当な感じするでしょ?俺もそう思います。
当たり前の生活態度?たしかにそうなのかもね。
でもそんな、取り留めのない事をこなすまでに多大な労力と経緯を要する人がこの世にはいるんです。グータラっていうんですけどね。

毎日の動きが固定化されてくると、今までは目につかなかった所に目が行くようになる。
壁にかけられた絵を毎日見つめていると、ある日は突如としてその絵を煩わしく感じてしまったり、突然今までとは異なる構図で絵を捉え直したりできるように、自らの心持ちが日によってものすごく異なることを、変わらない絵を通じて発見することができるように、普段の暮らしが静止画のように固定化されてくることで、変わっていく己の心境に、以前よりももっと目がいくようになる。
結果的に、朝目が覚めた瞬間から「今日はどうする?」なんていう小さくて絶え間のない判断を己に課していた時よりもはるかに、自分という生き物にやってくる変化と対話する時間が取れているような気がしますね。

何が言いたいかというと、昨日はカワイコちゃんが夢を訪ねてくれてとても嬉しかった、という話です。