俺は今とてもダメだ

1秒はこんなにも早く、身体すこぶる重く、惑星の猛スピードにしがみついて難を逃れ、産毛のへばりついた汗の跡と口の周りいっぱいの砂、手持ちの品はそれだけ。今日もすでに夕暮れ。待ち人来らず、名も知らず(目の下のそばかすがとってもチャーミングだったのは覚えてる…でもそれはゼリーの見間違いかも??)、背骨の軋む音で目が覚める。まだ朝だ、まだ昼、まだ夕べ、まだ夜半、まだ夜明け…。布団か、それに準ずるものに潜り込む(ゼリーの見間違いかも??)。