サンドイッチ屋はまず決めた、フルーツサンドのクリームが腐ってそぼろみたいにカタストロフを迎える日どりを。
後は来るべきにむけてマンゴーを日に晒しておけばよかった。
マジシャンの並ぶ列は壮観だなぁ、彼らも不本意かもしれないが、4,5本の虹をまとめて目にするようなありがたみだ。
手紙に書いた内容が全部だとするならば、私はおはようと君に伝える装置、また来てね、親愛なる君、今度は一緒に宇宙に行こうね、超短波越しでなくゆっくり、顔を突き合わせて話し合おう、そう伝える装置だ。
暁光を認めて寝床に入るモモンガにもお声がかかる日がある。
浮かれる彼を見逃さぬ青大将、草むらで息を呑んでる。