どうにかしてみたい

優れたガラス片をかき集めて

革張りの靴でなんども踏みつけると

とある未来に思い至るかもしれない。

約束を交わす列は8月いっぱい途切れそうもなくて、私は替えのTシャツを忘れたことを後悔する。

わたしも、湯船に何度も潜ってみたのよ。

ほんとうかい、でも君が湯船を潜り抜けたとしても、僕がそうした事にはならないのは、いったいどうしてだろうね?

みんなが見てる前で

ものすごく高価なワインを溢した毛氈の上を泳いでみたら、もしかして

僕らをつなぎとめる白い管が立ち現れるのかもしれない。