明日は『みんパタ暮らしの朝市』に出店します。
往来で人々が会話を交わす様を見ているのが好きでした。
車のスケールで町を拵えた愛知に越してからは、なかなかそういったものを目にする機会も乏しくなります。
みんパタの会場は、様々な人が立ち寄っては、親しげな挨拶を交わしたり興味津々の眼差しをそこいらに散らしたり、私の往来に期待するものの殆どを持ち合わせているように思います。
ストーブや焚き火を囲んでスープを啜る夫婦の顔に宿るもの、走り回る子らが芋掘り教室にむかう光景、この場所は小さいながらも、村というか一つの確固たるコミュニティを形成しているような気がして、それでいてすぐ脇を佐織線なんていう交通量の多い幹線道路が走っているものだから、この異様さが私の口許をだらしのなく緩ませるような気がします。マスクしてて良かった。
どうかこの営みが長く続いていけるよう、そして私もこの村を構成する一要員という自覚を持ち時にはコーヒー番として、時にはお客さんとして、お付き合いしていこうと決意を改めているのでした。
ま、つまり来てくださいね、という告知です。私も色んな人に会いたいです。